松代かわら版
「松代かわら版」とは、松代の毎月のイベント情報を紙面に載せた松代商店及び事業者による広告です。以下は当店主の平和とお客様への幸せを願って綴ったものです。
2月 そこかしこ真っ白に雪に覆われ、春が来るのが待ち遠しく思われます。
米国では、トランプ前大統領からバイデン新大統領に受け継がれ「米国第一主義」から「国際協調主義」へと政策の舵を切り、分断された国家を修復する困難な船出に直面している。
我が国においても、未だ終息の気配を見せないコロナとの戦いに明け暮れており先が見えません。いろいろと科学的見地から対策を模索しても効果が得られないなら、ワクチンへの期待はもとより神に祈るしかありません。
「神は人の心を照らす灯台だ」という言葉があります。暗い海原での航海においては、星や灯台の明りが私たちを導きます。心を一つにして乗り切れば春がやって来て、楽しい着物生活が待っています。そのことを信じて。
きもの病院開設 松代郵便局前 TEL:026-278-2151
1月、新たな年「丑年」を迎え、今年こそ早期のうちにコロナ感染拡大が収束して、マスク無しの日常生活が送れるようになりたいものです。
牛は、動きが緩慢であるが先を急がず一歩一歩着実に物事を進める誠実で勤勉な動物の象徴として知られており、「紐(ひも)」という漢字にも丑が関わっております。縁を結ぶ意味で縁起の良い年になることを期待したいものです。
特に、そのかじ取りには、菅政権の手腕にかかっております。GoToトラベル・イートでの経済活動推進と医療崩壊の現実を鑑みての的確な判断が求められます。
夏の東京五輪・パラリンピックが開催され、メダル授与の表彰式での介添え者の振り袖姿が世界に発信されて、有終の美を飾る光景を見たいものです。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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12月、今年もあと一月足らず。振り返って見ると終息の見えない新型コロナウィルスに振り回され、国内各種イベントが中止又は延期になり社会経済活動に多大な影響を及ぼした年でした。
そんな中、恒例の世相を的確に表す言葉「新語流行語大賞」を選ぶ時期となりました。過去に遡って記憶に残るのは、1995年「がんばろうKOBE」、2013年「お・も・て・な・し」、2017年「忖度」災害の復興や東京オリンピック招致を願いそして政権への過度な思いやりが流行語大賞に選ばれました。今年は新型コロナウィルス関連の言葉「三密」「ステイホーム」「クラスター」等感染拡大を防止する表現が選ばれることでしょう。
来年は、新型コロナから別れを告げ、マスク無しの日常生活に戻り、着物を楽しむ生活が送れる年になればと願うばかりです。
今年1年のご愛顧ありがとうございました。
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11月、初冠雪の便りが届き始め冬支度の準備に追われる頃となりましたが、巷では日本学術会議任命拒否問題で世間のひんしゅくを買っております。
そんな中、2020年地方移住人気ランキングが発表され、1位には3年連続長野県が選ばれた。東京での人気集計ですので首都圏からの近さはもとより、とりわけ豊かな自然の美しさが私たちに忘れかけさせている望郷の念を思い起こさせているのだろう。新聞に掲載された初冠雪の八ヶ岳連峰を背景に霧ケ峰高原の紅葉とのコントラストを収めた写真は、美しい当県を表していた。
そんな当県の秋は、着物に親しみ、楽しむ最高の季節です。思う存分着物で遊んだ後の着物のお手入れは当店にお任せください。
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10月、夏から秋へと季節が巡り我が国の政治も安倍長期政権から菅政権に移行した。この報道に触れたとき、カタクリの花の事を思い出す。
まだ多くの草花が咲かない早春に人目を避けて凛と咲く、紅紫の可憐な花です。環境の変化には弱く特に根に注意を払わなければなりません。しっかり養生をすれば10年以上美しい花を咲かせますが、怠るとあっと言う間に枯れてしまいます。
ところで、女子プロテニスの大坂なおみ選手は、一時スランプに陥っていたが、今年の全米オープンテニスで2度目の優勝を果たした。人種差別反対の思いを込め勝ち取った栄冠に拍手を送りたい。その姿に根を張ったカタクリの花を重ね合わせた。
着物文化もしっかり根を張り時代の春に可憐な花を咲かせます。当店はそのお手伝いをさせていただきます。
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